鴨 沂 高 校 同 窓 会 の 皆 様 へ

 

新しい体制で同窓会の絆を強めたい

鴨沂高校同窓会  会長 木村 亮

         (30 期生

 

 令和11月の総会で承認を受け、会長に就任いたしました。              

前会長の苧阪先生や前田理事長からいろいろご教示をいただきながら、末川理事長、福田事務局長と新しい体制で同窓会を運営しますので、よろしくお願いします。

 

 川井秀一元会長、苧阪直行前会長と同窓会の皆様や鴨沂高校職員や在校生の皆様のご協力で、令和元年の新校舎完成や昨年の鴨沂高校創立150周年記念式典が遂行されたことを、卒業生の一員として喜んでおりました。皆様方の多大なご尽力に感謝しております。

 

 私は昭和53年に鴨沂高校を卒業し、京都大学工学部土木工学科に入学してから一貫して京都大学で45年間もの長きにわたり学生生活と教員生活を過ごし、本年の3月末日に退職しました。 第四錦林小学校、近衛中学校を経て、当時小学校の学区で進学できる高校が唯一決まっていた鴨沂高校に入りました。中学時代はバスケット部に所属し府下大会で優勝し、高校に入学してからも1年間だけバスケット部で汗を流し、府立高校大会で優勝し近畿大会でプレーできた のが良い思い出です。

 当時は「15の春は泣かせない」という教育政策のため、公立高校間での競争は無く、どこの高校も同じレベルで、それはそれで良いことは沢山あったのですが、皆18の春で泣いていました。その現実が分かっていたため、私の高校生活は「とにかく現役で希望する大学に入る」が目標で、「大学に入ったら自由にアルバイトに明け暮れ、好きな自転車で世界を駆け巡る」が目的でした。その後「人々の暮らしを守り豊かにする」という目標を掲げ、「土の性質や特性を調べ構造物が地震時でも安定している」という目的の研究と、世界の人々に役に立つ活動を実施しました。
 

当時と現在では勉強する環境や雰囲気は全く違うと思いますが、同窓会として教職員の方々と協力しながらその絆を強めるとともに、在校生の若い人たちを応援し役に立つ活動をより積極的に実施したいと思います。皆様のご協力をいただけましたらありがたいです。よろしくお願いします。


令和5年月 吉日

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